その人は、さる交響楽団で打楽器を演奏されている40代後半の方です。以前は2時間の講演の後は疲れがどっと出て、ぐったりしていたのが、ここ最近は何ともないようになったとの事です。
単なる、治療や癒しでは、疲れが取れたり痛みが取れても、疲れにくくなったり、痛みにくくなると云うことは無いでしょう。より良いからだの使い方を身につけたからこその、嬉しい変化だと思います。
お話に依ると、初めのうちは、ワークの成果もはっきり分からなかったけれども、今では、自分の演奏をビデオに撮って自ら問題を見つけ改善して行ける程になっているそうです。その成果は、「音」にもはっきりと現れているそうです。
疲れにくくなると云うだけでなく、それが同時にパフォーマンスの向上にも直接つながるのが
Somatic Education の他に類を見ない素晴らしいところです。